あんたはビジネスで成功する人ってどんな人を想像しますか?
成功する為に必要なことは沢山ありますよね?
➔【ビジネスで大切な3つの事!成功する人の共通点は意外な所にあった。これを見れば人生が変わる】
今回はその中でも「顧客のニーズ」について考えていきたいと思います。
ニーズとは需要です。
世の中に今何が必要とされているのか。
世界で3大需要と言えば「衣・食・住」ですね。
人は服を着て、食事をして、自分の家で生活をしますよね?
この需要は一生涯無くならないとまで言われているほど、人間の暮らしに無くてはならない存在なのです。
こういった人々の需要をいち早く察知すること、気付けることが成功への1歩となります。
他者の欲を満たす
需要とは「これが欲しい」「これがしたい」などの人々の欲求です。
言い換えるならば、人の欲求を満たせる人というのは需要に対して供給出来ているということ。
喜んでもらう事で価値が生まれます。
人々は満足するとそのモノに価値を付け、お金を支払うというのがお金を生むシステムです。
例えば毎日長時間デスクに座り、パソコンと向き合う同僚を見て何を感じますか?
いつも何も考えていない人は「頑張ってんなー」で終わってしまうと思います。
それに対して、人の欲を満たすのが上手い人や気付ける人ってどう思うでしょうか?
「あいつ疲れてるな。目薬を買って行ってやろう」
「昨日も寝てないのかな?栄養ドリンクでも買ってやろう」
こういう思考をしたりします。
人によって考えること、行動は変わりますが大事なのは「その人が何を求めていて、何を欲しているのか」ということです。
それを渡された人はどう思うだろうか。
その人は喜んでくれるのではないでしょうか?
ありがたいと感じるのではないでしょうか?
そうすると、いつの日かその同僚が飲みの席で「こういう事があったんだ」と話すと周りの人は「そうなんだ」とあなたに価値を付けるかもしれません。
「あの人は優しい人だ」「とても気が利く人だなぁ」
そうすると「この前はありがとう。今度飯おごるよ」とあなたに代価を支払ってくれる人が出てくるかもしれません。
その人はあなたというモノに「価値」を感じ、「お金」を支払ってもいいと感じています。
人を幸せにする、喜ばせるからこそそこに「お金」が生まれます。
稼げそうだからお金が生まれる訳ではありません。
人は幸せ、喜び、楽しみを感じる事に「価値」を付けます。
だからその「価値」に見合った「代金」を支払うというシステムを忘れてはいけません。
だからこそ人々の「需要」を見つける眼はとても大切です。
でも、もしかするとその人は目薬も栄養ドリンクも求めてないかもしれません。
それでもいいんです。
あなたはその人がそれを求めてないと知れたから。
次に同じ事があった時に、前の経験からその人が求めている物が見えてきませんか?
今は身近な物や人で例えていますが、日本だろうが、世界だろうが、「人が求めているモノ」は必ずあります。
なぜなら人の欲求は無くならないからです。
常にアンテナを張り、人々が何を必要としているか、何に喜び、幸せを求めているのかを考えましょう。
人と一緒では意味がない
需要を探すのは「簡単」です。
でもその簡単に見つかる需要は大抵、他の誰かが世界の欲求を満たしてくれています。
人が思いつくような事を考えていても、あなたと同じ考えの人はこの世に腐るほどいます。
その人たちに勝ち、這い上がれる自信があればいいのですが、大抵の人は挫折し諦めます。
ここで大事なのは「観察力」です。
例えば人気の洋服店に行ったとします。
ただ並べられている服を見て「これ可愛い」と思うことは一般的です。
お店側はそう思うように考えて配置し、デザインしているからです。
ここでただ「可愛い」と思うのではなく、その店に人が集まる理由を探してみましょう。
店員の接客の質、服の配置、マネキンが着ている服のチョイス、店の空間、入り口が狭くないか、入り辛くないか。
ただ服を並べて人気になれるなら、皆成功者です。
でもそこには必ず「人気の理由」があります。
誰かが考えたアイデア、努力の形が必ずそこにはあります。
人気の理由を見つけるには「観察力」が必要ですね。
お客様に喜んでもらう為に、幸せになって欲しいという願いがあるからこそ、そこに「価値」が生まれています。
考えた人は「こうすれば儲かる」なんて思ってないと思います。
「こうすれば喜んでもらえる」とお客様の事を考えていたと思いませんか?
だから人気なんです。人が求めているモノがそこにはあるんです。
洋服店だけではなく、飲食店でも構いません。
メニューにこだわりがあったり、机や椅子に工夫があったり色々あると思います。
その人気の理由を自分なりに探してみましょう!
人がしない事をする
ここで話す「人がしない事」は日常にある事を言います。
勿論、ビジネスの中で人がしない事をするのが一番成功に近いかもしれません。
でも駆け出しの初心者にそんな応用力と、独創的な考え方はまだ身に付いてないと思って下さい。
じゃあ、日常にある人がしない事ってなんなの?
例えばゴミ拾い。
普段生活している中で「ゴミ」を見ない日は少ないと思います。
でも目の前に落ちているゴミを拾う人って、世の中に何人いるんでしょうか?
限りなく少人数だと思いませんか?
でも、誰もやらないからこそ。誰もやりたがらないからこそ、そこに「価値」があります。
だって皆、汚い街より綺麗な街の方が良いと心では思っています。
思ってはいるけど「面倒くさい」「誰かがやってくれる」という想いから行動に移す人が少ないのです。
でも多くの人は心の中では綺麗が良いと思っているのだから、あなたが仮にゴミ拾いをしていたとしたら、そこに「価値」が生まれるということです。
人は求めているモノに必ず価値と評価を付けます。
トイレ掃除だろうと、玄関の靴を揃えることだろうと、人が日常で「やらない」「面倒くさい」所に隠れた価値があります。
ここから大きなビジネスに繋げるのが難しくても、「人がやらないこと」を考え行動し続けた人は、何か新しい発見が出来ます。
それにあなたという人に周りは評価し、価値を付けるかもしれません。
会社に一足早く出社して、そんな事をしている社員がいたら皆感心しますよね?
あなたの価値が上がればそこにお金を支払ってくれる人がいます。
例えば、会社の社長。
社長は今期売上が良かったので、成績が良い社員に報酬を支払う事にしました。
仮に営業成績があなたと同じ同僚がいたとします。
でもあなたは毎朝、トイレ掃除を行い、皆のデスク周りを綺麗にしたり、ゴミを片したりと見えない努力をしています。
もう一方の同僚は成績を上げるだけでその他は何もしません。
あなたが社長ならどちらを評価しますか?
どちらに報酬を上げたいですか?
私が社長なら、多少成績が劣っていたとしてもあなたに報酬を上げるかもしれません。
小さなことですが、あなたがやってきた事はそれだけの価値があります。
そういう風に人から評価されたり、価値を付けてもらえると世の中の見方が変わるのです。
➔【成功者の共通点とは!?思考回路を変えて人生を変えよう!心の考え方!】
見方が変われば、今まで見えなかったモノも見えてきたり、新しい発見、アイデアが浮かび人を喜ばせる事が出来るはずです。
あなたに「価値」を付けてくれるのも、「評価」してくれるのも必ず、あなた以外の人間です。
今自分がいる地位や名声、名誉は人があなたを評価し、授けたものです。
その事を忘れずに、日々の生活の中で「人がやらないこと」に目を向けてみましょう!
まとめ
難しい話ですが簡単に考えると、人の役に立ってる人が「成功者」です。
電気を開発した人、着るものを考えた人、住む家を快適にした人。
今、当たり前になっている事の殆どは誰かの努力の証です。
そしてその人たちは「人の為」になる事をしたからこそ、評価され価値あるモノを残し、今では無くてはならないものになってますよね。
人助けって一見ボランティアみたいなイメージですが、本質は全然違いますね!
あなたも今日から世の中の見方を変えてみましょう!